ワインチーム

ジュラワインについてざっくりご紹介!ーその2

ジュラワインについてざっくりご紹介!ーその2

LiuDanni

みなさん、こんにちは。 ワインの研究と食べることが大好きなDanniです。   9月になりましたね! 秋っぽくなり、この空気感を忘れずに2020年の最後までがんばっていきたいと思います。   台風シーズンであり、大気の圧力の変化がよくあるので体調管理をしっかりとお過ごしくださいね。   さて、前回の話の続きです。   ヴァン・ジョーヌは、日本ではそれほど知名度高くないです。 ただ、一部のレストランとバーではヴァン・ジョーヌを目当てます。   すこしだけヴァン・ジョーヌの紹介をしていきたいと思います。 空気と混じり合わせて少しずる酸化熟成したものなので、オレンジワインにも似ています。 酸化の香りがありつつ、樽香も感じられます。 スワリングすればするほどと香りは強くなります。 口にすると、苦みと酸味が混ざりあって豊かな香りも感じられます。 意外とのみやすく、すんなりと飲んでしまうのです。 アロマはグレープフルーツのような酸味とりんごの香り。 ワイン初心者にはそんなんい向いていないとよく言われますが、 チャレンジ精神かつワインについてもっとふれあいたいかたには一度は飲んでみてほしいです! ヴァン・ジョーヌをはじめとするジュラのワインは、 同じところで造られる山のチーズ→コンテやモンドールと非常に相性が良いです!!ワインの熟成度合にあわせてチーズの熟成度合も選んでいくのがおすすめ!! ワインがフレッシュなものなら、若いチーズとご一緒。 今まで出会ったワインと全然違って新たな世界に冒険できるかもしれません。   2020年も残り最後の4ヶ月なのですが、 美味しいご飯を食べて、美味しいお酒を飲んで親友とおしゃべりする日々を大切にしましょう^^

ジュラワインについてざっくりご紹介!

ジュラワインについてざっくりご紹介!

LiuDanni

みなさん、こんにちは。 ワインの研究と食べることが大好きなDanniです。 梅雨明け後の猛暑が続く日々、、食欲が湧かないですね。 いつも夏の定番中の定番、カレーで乗り切ります。 特にスパイスの効くカレーがおすすめ!汗かいて美味しくクールダウン。 カレーやスパイシー料理によく合うジュラワインと一緒だと至福の時間をすごせます。 さて、フランスのジュラ地方はどんな特徴あるのか少し話しましょう! ジュラ地方はフランスのワイン産地の中で比較的に小規模(2000ha)で、世界的に輸出されるのも極わずかなため、希少性の高いワインと言われます。年間生産量からみると、ブルゴーニュワインが150万ヘクトリットル、ボルドーワインが590万ヘクトリットル以上、それに対し、ジュラワインは10万ヘクトリットルしかないです。日本ではあんまり見ないけれど、自然派ワインへの関心が高まる最近、世界的に注目度が上がっています!! 中でも「ヴァン・ジョーヌ」と呼ばれるワインは、よく知られています。 ジョーヌはフランス語で「黄色」という意味で、ジュラ地方でのみ造られている黄色の特殊なワインです。 あと「ヴァン・ジョーヌ」の造り方もすごくユニークです。 収穫→醸造→熟成との工程で、完熟した葡萄の糖分が完全にアルコールに変わるまで発酵させるので、極辛口のワインに作られます。そして樽で6年間熟成させて、その間ウイヤージュ(目減り分の補充)とスーティラージュ(澱引き)は一切対応しないです。 その間ワインの表面には、膜(フルール・デュ・ヴァン)が出てきて、さらに空気と混じり合わせて少しずる酸化熟成してしまうんです。樽に放置されたまま熟成させるので、最終的3分の1の量しか残さないです。 だから出来上がったヴァン・ジョーヌは黄色みのある独特な風味がします。瓶詰め段階では620mlの瓶に詰められます(130ml分が蒸発したからねw)   同じフランスでも、違う地域だとそれぞれ造り方が違くて面白いですね!当時は不思議なワイン造りで言われるのに、今になると大ブームになった事例もあります。 また、今度(9月4日金)「ヴァン・ジョーヌ」の特別なところ話しましょう〜 By Danni