ボーヌ　プルミエクリュ　クロ・ド・レキュ , ドメーヌ・ジャブレ・ヴェルシェール[1985] Beaune 1er Cru Clos de L'Ecu , Domaine Jaboulet Vercherre

クロ・ド・レキュの畑は、真南に面している。土壌は砂利質で水はけがよく、石が多く、粘土は少ない。このテロワールの特別な特徴から、ドメーヌ内では、ローヌ渓谷北部の有名なワイン産地の丘陵にちなんで、ボーヌの"コート・ロティ "と呼ばれている。出来上がったワインは厳格でありながら寛大で、このユニークなクロ(壁に囲まれた区画)の乾燥し、日照に恵まれ、早熟なテロワールを反映している。ボーヌのテロワールの真髄を体現する深遠なワインである。長くJaboulet-Vercherreの所有であったが、2000年代初めに当主が亡くなると、跡継ぎがいなかったため廃業となった。この畑は2003年にフェヴレに売却された。したがって現在はフェヴレのモノポールとなっている。

ジャブレ・ヴェルシェールは1834年にアントワーヌ・ジャブレがローヌ北部のタン・レルミタージュ村に興した、「メゾン・ジャブレ」を源流とする。1881年、彼の2人の息子はそれぞれ自身のメゾンを設立する道を選び、兄のポールはメゾンを継承する形で「ポール・ジャブレ・エネ」を設立。弟のアンリ・ジャブレがブルゴーニュのボーヌに設立したメゾンが、「ジャブレ・ヴェルシェール」である。

以降、「ポマール ・クロ・ド・ラ・コマレーヌ」「ボーヌ ・クロ・ド・レキュ」「コルトン ・レ・ブレサンド」等の自社畑も拡げながら南北ブルゴーニュのフルラインナップを展開。2001年、跡取りに恵まれなかった当主は引退に伴い、畑の大部分やメゾンを、「メゾン・ルイ・マックス」に売却。この「ボーヌ クロ・ド・レキュ」については上述の通り、ブルゴーニュを代表するネゴシアンの一つ、フェヴレ社に売却された。

※1本あたりのお値段です。
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。ワインの詳しい状態は予めお問い合わせください。

内容量：750ml
原材料：ブドウ
保存方法：年間を通じて最適な温度は13〜15度。涼しく温度変化の少ない場所。
販売者：海外酒販
東京都港区浜松町1-22-8　深谷ビル1Ｆ
20歳未満への酒類の販売は固くお断りしています
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