シャトー・ムートン・ロートシルト [1979] Chateau Mouton Rothschild, Pauillac

1979年ラベルデザイン　堂本尚郎氏
シャトー　ムートン　ロートシルト1979年のラベルは堂本尚郎氏(1928-2013)によるデザインです。日本人アーティストとしては最初のデザイン担当となりました。
京都の画家一家に生まれた堂本氏は1952年にヨーロッパを訪れるまで伝統的な日本画を学んでいました。ヨーロッパで彼は西洋抽象画と出会い、それはそれまで彼が学んだことをうち破るような出来事でした。
非常に抽象的な彼の作品は当初形式のない理論にインスパイアされていました。
彼の“連続の溶解”シリーズは次のような作品です。対照的な色を重ね合わせ、そして“連鎖反応の可能性”が登場しそれはチェーンのテーマとサークルのテーマを融合させ、なめらかでリズミカルな動きを持ち、鮮やかで輝く色で補強されます。