コート・ロティ, ドメーヌ,ジル・バルジュ[1979]Cote-Rotie, Gilles Barge

ダークフルーツのなかにゴージャスなミネラル感、スモークハーブや野生のハーブ、そしてオリーヴのタプナードのニュアンス。ミディアムプラスのボディのコート・ロティで中盤の見事なテクスチャー、甘いタンニンのストラクチャーがフィニッシュを彩る

ドメーヌは現在コート・ロティに5.7ヘクタール、コンドリューに1ヘクタール、サン・ジョセフに1.5ヘクタールの畑を所有しています。バルジュ家では1860年にはワイン造りを始めていましたが、元詰を行うようになったのは1929年、ジュール・バルジュの代になってからのことです。彼の引退後は、息子のピエールが畑の拡大や商品の販路を広げます。ピエールの息子である現当主のジルは農業学校でワイン造りを学び、リヨンのネゴシアンで3年間経験を積んだ後、1979年にこのドメーヌを継承しました。現在はジルも引退し息子のジュリアンがドメーヌを率いています。