ジュランソン・モワルー　”レ・ジャルダン・ド・バビロン”　ディディエ・ダグノー　2008(500ml)

ディディエ・ダグノーはロワールを代表するドメーヌのひとつです。カルト的ともいえる人気で世界中に熱烈なファンを生みましたが、2008年に飛行機事故で先代のディディエ氏が急逝。息子ルイ・ベンジャミン氏が跡を継いだ後も、テロワールやヴィンテージの個性を表現したワイン造りで、変わらずロワールのトップであり続けています。

ジュランソンの畑は2002年にディディエ氏が購入。「バビロンの庭」と名付けられたこのレ・ジャルダン・ド・バビロンは2004年に初めてリリースされました。プティ・マンサンを使用し、シガールと呼ばれる横長の樫樽でアルコール発酵後、そのまま熟成、その後ステンレスタンクで12か月熟成させます。

柑橘類やドライマンゴー、甘いスパイスが感じられる複雑な香りが広がります。リッチな味わいですが、繊細な酸としっかりとした骨格とのバランスがよく、余韻も非常に長い、魅惑的なデザートワインです。