ノートル・サヴァニャン ガブリオ・ビーニ 2019
ノートル・サヴァニャン ガブリオ・ビーニ 2019
ガブリオ・ビーニ親子が経営するアジエンダ・アグリコラ・セラッギアは、シチリア島の南西100キロにある火山島、パンテレリア島にあります。ガブリオ・ビーニとその息子ジョットは自分たちを「Vignerons de pere en fils」(父から子への農家)と呼び、まさにスーパーノヴァ的なナチュラルワインに光を与え続け、今や世界中で尊敬を集めるカルトアイコンになっています。
フィレンツェ出身の著名な建築家であるガブリオは、ミラノを拠点として長い間活動してきましたが、もともと情熱的な自然派ワインの愛好家でもありました。1990年代後半、ガブリオはパンテレリア島の美しい地中海に魅せられ、最初はケイパーを栽培し、その後自然にワインの世界へと冒険を始めました。 ブドウは古代から続く段々畑で栽培されます。火山性土壌で、他の畑よりも高い位置にあるため、涼しい海風が吹き、真夏でも気温は驚くほど穏やかです。栽培面積は5ha強で、畑には一切手を加えず銅や硫黄の処理も行いません。手と2頭の馬で畑の手入れをするほど、彼らのワイン造りの信条はピュアです。ブドウの平均樹齢は50年で中には100年を超える区画もあり、島の激しい風に耐えるために開発された古代の「アルベレロ・パンテスコ」方式で栽培されています。
収穫は手摘みで行い、畑近くの地中に埋められたスペイン製の様々な年代とサイズのテラコッタ製アンフォラで自然に任せじっくりと発酵させます。彼らのワインはすべて、ブドウとそのテロワールの最も奥深い魂を引き出すために、長期間のスキンコンタクトを行い、熟成させます。その後無清澄、無濾過、無添加で瓶詰めされます。
ノートル・サヴァニャンの生産本数はわずか50本。ジュラのサヴァニャンの挿し木がこのワインの基礎となっています。手摘みのサヴァニャンを自然発酵させ、慎重に圧搾し、埋められたスペイン製アンフォラで熟成させます。清澄や濾過は行いません。酵母のベールの下で生まれる、現在世界で最も高価なイタリアの白ワインです。
※ご注意※
ガブリオ・ビーニのワインはすべて無清澄、無濾過、無添加で瓶詰めされているため、商品には多くの澱などが見られます。これも商品の特性ですので予めご理解いただきますようお願いいたします。
品種:サヴァニャン100% |
産地:イタリア、シチリア州、パンテレリア島 |
タイプ:白・辛口 |
容量:750ml |
原語:Notre Savagnin Terre Siciliane IGT Gabrio Bini |